手を伸ばす必要がない電動式の棚

満足度が高い住宅デザインを選ぶために意識したいのが、整理整頓が簡単なキッチンを目指すことです。収納スペースが扱いにくいだけでも、キッチンで調理している時のストレスが増します。棚の上部に置いてある物を簡単に取り出せるように、電動式の棚を設置するのがおすすめです。ボタンを押すだけで棚が移動するので、手を伸ばさずに高いところにある物が取れます。背筋を伸ばすのも辛いと感じる高齢者が家族にいるのなら、電動式の棚は必須のアイテムだと考えてください。

キッチンの勝手口の配置を考える

キッチンから外に出られるように勝手口を取り付けたいのなら、食器棚やゴミ箱などの配置を決めてから、勝手口をどこに取り付けるか決める必要があります。よく考えずにキッチンの間取りを決めると、勝手口の一部を食器棚が塞ぐようなデザインになりかねません。勝手口があることでゴミ箱などの配置を決めるのが難しくなり、家事の負担が増える可能性もあるので、シミュレーションを繰り返しながら勝手口の位置を決めることを推奨します。

腰壁の高さは家族の身長に合わせる

腰壁がある対面キッチンをデザインするのなら、家族の身長に合わせて腰壁の高さを決めなければいけません。身長に合わない腰壁を作ってしまうと、圧迫感のある対面キッチンになってしまいます。腰壁が高くなることでカウンターが扱いにくくなり、カウンターに料理を置こうとしてスープがこぼれるといった問題も発生します。水や油が跳ねるのを防げる程度の高さがあれば、腰壁は問題なく機能すると考えてください。

狭小住宅は、狭い土地に住宅を建てることから土地代が安くなるのがメリットです。固定資産税も抑えられるので、経済的な負担を減らせます。